こんにちは、昼間はやっぱりまだまだ残暑って感じですね^^
朝・夕・夜になるとすっかり秋を感じさせる風や匂いがしますが・・・!
さてさて、先週の続編で、
江戸東京たてもの園 
        古き良き日本の町並みや建物・乗り物・お店etc

今回は、和傘の傘制作工程をご紹介
       
      
   和傘の傘制作工程  一 骨

骨には紙を貼る外側の親骨と、それを支える内側の子骨があります。骨の竹は真竹を
使、一本の竹を割って骨を作る。傘をたたんだ時にきれいに元の竹の形となります。
 和傘の傘制作工程  二 繰り込み
まっすぐにした柄竹にロクロ(頭ロクロとてもとロクロの両方)を取り付ける。
ロクロとは骨をつなぐ部品でその周囲に溝が刻んである。
 和傘の制作工程  三 つなぎ

子骨を手もとロクロに糸でつなぐ。親骨も同様に頭ロクロにつなぐ。
そして、親骨の中節に子骨の端を組み込みながら、中糸を通していく。
 和傘の制作工程 四 ヌキ糸
傘を回しながらの作業となるため、張り馬という作業台に乗せ、行う。
親骨の軒穴に軒糸を通して、傘の形をつくる。
このとき親骨は4本ずつまとめておく。

工程 五             工程 六            工程 七

  和傘の制作工程 八 天井張り
中張りと同様に紙を張りつないでいく。
頭ロクロの部分があるため熟練を要する
 和傘の制作工程 九 仕上げ
張り終えたら乾燥させる。そしてヘラを使って紙の谷の折り目を整える。
この後、ケブセ(紙のケバをとる)、下地塗り(親骨の表面に乾燥・塗りという作業
を7回~8回繰り返す)、油引き(防水処理。エゴマの油をひく)、漆塗り、
藤巻きといとかがり、という作業を行う。

以上の事を見ながら
手先が器用で根気強く・・職人って感じですよね

これは日本の歴史によって培われたものでしょう。


昔の人は忍耐強いですもんね。


和傘づくりの作業工程を見ていると、とても骨の折れる作業だなと・・・・



今、私達の世代は忍耐強さ、根気が失いつつあります。


これは時代背景の移り変わりで致し方ないかもしれない・・・・カナ


でも日本人の良さは失いたくないですね。


さて、家づくりも日本の文化を守るひとつでしょう。



来週は、運動会シーズンに入ります。 風邪をひかないように・・・